援助修道会は「共住生活」「使徒的生活」に特徴づけられた「奉献生活」を営む修道会です。私たちの生活は、一人一人の祈りと、働きと、この世にあって様々な困難を抱えている人びととともに連帯し、苦しみを捧げる生涯を一緒に生きるという皆の共通した意識で成り立っています。
それは、私たちの一人一人の人生を一緒に編んでゆくようなものかもしれません。
一人一人が持っている色の糸を編み込んで、一人一人の人生から共に生きる人生へ再創造する、一枚の布を紡ぐようなものかもしれません。
援助修道会という一枚の布の色は、私たちのカリスマ(息吹、霊性)を表現する色合いを持っていると思います。さまざまな修道会にはそれぞれの色合いがあり、ユニークさがあるでしょう。私たちの会も独自の風合いを持っていると思います。
信仰の力とイエス・キリストの愛がわたしたちをただ一つのからだに集める。
会全体が姉妹共同体であり、わたしたちはその中で生きることを選ぶ(会憲70より)。