援助在俗会は、共同生活ではなく、一人ひとりが自立した生活をしながら、職業を通して召命を生きる会で、援助修道会の在俗の枝として存在しています。
会員は、創立者み摂理のマリアのカリスマと聖イグナチオの霊性に基づき、毎年、黙想と2回の研修会、そして会員間の霊的きずなによって、いっそうキリストに生きる者となるよう、生涯にわたって養成されます。日本のほか、ヨーロッパとラテン・アメリカに散在しています。
具体的には、洗礼の恵みに感謝し、それぞれが置かれた社会の場で、目立たず、練り粉の中のパン種のように生活しています。そして、三つの誓願(清貧・独身・従順)によって生涯を神に奉献した者として、日々の出来事や出会う人々の中に聖霊の呼びかけを見出し、より多くの人々がキリストと出会えるように手伝うことを目指します。
なお、生涯にわたり、自身の生計に責任を持つことが求められます。